google.com, pub-2132796719425109, DIRECT, f08c47fec0942fa0 中国映画おすすめ100選への道: 年老いた老将には老将なりの戦い方がある「三国志  趙雲」

2017年6月1日木曜日

年老いた老将には老将なりの戦い方がある「三国志  趙雲」

「三国志」 趙雲

映画の紹介
三国志を代表する将軍だけにスポットを当てた映画。これまでの歴史ものとは少し視点を変え、趙雲の最後の戦いをクローズアップしている。
 関羽、張飛がなき今、敵の勢いを感じながらも、体力の衰えを隠し、敵の攻勢に耐え抜かねばならない男の悲哀が良く出ていた。
 しかし、ストーリーを重視したためか、史実とは離れた娯楽映画になってしまっている。乱世に生きた伝説の男趙雲“無敗の将軍”が挑む、最期の戦い。


映画データ
出演: アンディ・ラウ, マギー・Q, サモ・ハン, ヴァネス・ウー
監督: ダニエル・リー(李仁港)

香港の映画監督、脚本家
生年:1960年 香港生まれ
作品:項羽と劉邦、処刑剣、三国志他

ストーリー
戦乱の中国、絶え間ない争いによって国家は分裂されていた。
趙雲は祖国統一の夢を抱く平安と共に、蜀の名君、劉備に仕える。
西暦208年、魏の最高権力者曹操率いる大軍に攻められ、劉備の夫人と子供を見失ってしまう。
趙雲はたった1人で夫人らの救出に向かい、無事に帰参。
後に“五虎大将軍”に任命し、蜀の国に無くてはならない武将となっていった。
同年に起きた“赤壁の戦い”以降も20年間に渡り国を守り続けていた趙雲だったが、諸葛亮孔明と共に、「五丈原」での決戦に赴くこととなった辺りの話である。
 映画は蜀の国家存亡の危機、もはや名誉ある引退など許されない状況に追い込まれた趙雲に最大で且つ最後の危機が訪れる。



背景と見どころ
趙雲は劉備に最も信頼された将軍で、私も好きな武将だ。この映画は史実から離れて、単に娯楽映画になってしまっている。 この種の映画は、娯楽に徹するのもいいが、もう少し史実に忠実でないとと思っている。少なくとも歴史を変えてはいけないと思うのだが・・。

常山とは今はなく、上古の中国の九つの州の一つに数えられている。具体的な区域については、『周礼』では「河内」としており、今の河北省を中心とする地域を指しているものと思われる。ヴィキペディによると「常山郡 - 河北省石家荘市にかつて中国に存在した郡。常山国とも称された。 趙雲の出身地としても名高い。」とのことである。

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