google.com, pub-2132796719425109, DIRECT, f08c47fec0942fa0 心に残る中国映画セレクション100

2017年6月21日水曜日

よく分からん映画「2046」

2046

映画の紹介
DVD「2046」のポスター
主演のトニーレオンとコン・リー二人だけのために作ったような作品。
 観てどうにもよくわからなかった。分からなくてもいい作品なのかもしれない。作品の中のセリフにも出てくるが、時間と暇をつぶすだけの意味はある。時には主人公達と一緒にそのような時間をすごすのもいいのでは?


映画データ
出演: トニー・レオン, 木村拓哉, コン・リー, フェイ・ウォン, チャン・ツィイー
監督: ウォン・カーウァイ (王家衛)
字幕: 日本語

監督 ウォン・カーウァイについて
ウォン・カーウァイは、香港の映画監督、脚本家。
生年月日: 1958年7月17日 (58歳)
生まれ: 中華人民共和国 上海市
身長: 183 cm

    ウォン・カーウァイの作品
  • 1988年 いますぐ抱きしめたい 旺角卡門 (兼脚本)
  • 1990年 欲望の翼 阿飛正傳 (兼脚本)
  • 1994年 恋する惑星 重慶森林 (兼脚本)
  • 1994年 楽園の瑕 東邪西毒 (兼脚本)
  • 1995年 天使の涙 墮落天使 (兼脚本)
  • 1996年 wkw/tk/1996@/7'55"hk.net wkw/tk/1996@/7'55"hk.net (短編作品)
  • 1997年 ブエノスアイレス 春光乍洩 (兼脚本)
  • 2000年 花様年華 花様年華 (兼脚本)
  • 2004年 2046 2046 (兼脚本)
  • 2004年 愛の神、エロス「エロスの純愛〜若き仕立屋の恋」 Eros - The Hand (オムニバス、兼脚本)
  • 2007年 マイ・ブルーベリー・ナイツ My Blueberry Nights (兼脚本)
  • 2007年 それぞれのシネマ「君のために9千キロ旅をしてきた」 To Each His Own Cinema - I Traveled 9,000 Km to Give It to You (オムニバス、兼脚本)
  • 2008年 楽園の瑕 終極版 東邪西毒 終極版 (兼脚本)……『楽園の瑕』の別編集バージョン
  • 2013年 グランド・マスター 一代宗師 (兼脚本)
ストーリー
 ストーりーはない。ある小説家の男が描く近未来小説をベースには展開するが筋だったストーリーはない。アンドロイドと人間が“失われた愛”をもとめてミステリートレインに乗り込み、未知の場所「2046」を目指す様を描いた近未来ラブストーリー。主演のトニーレオンとコン・リーが如何にしっとりした情感が出せるか?二人だけのために作ったような作品。

背景と見どころ
トニーレオンは少しニヒルな不良っぽい気障な中年男の雰囲気は出ていた。



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2017年6月19日月曜日

中国映画:両親の死でバラバラになった兄弟が「再見! また会う日まで」

再見

映画の紹介

 文句なしに涙を流した。両親の不慮の死により離れて暮らすことになった兄妹4人。20年の時を経て再会を果たそうとするが…。ユイ・チョン監督が贈る感動物語。出演はジジ・リョン、ジャン・ウーほか。


映画データ
出演: ジジ・リョン, ジャン・ウー, シア・ユイ
監督: ユイ・チョン (兪鍾)

中国人監督・兪鍾(ユー・チョン)について

兪鍾(ユー・チョン)は北京電影学院出身の映画監督。彼の手がけたものに『我的父親(私の父親)』『我的兄弟姐妹(私の兄弟)』などがあり、家族の絆を描く作品で高い評価を受けている。
字幕: 日本語


ストーリー
 両親の死により、4人の子供たちが、色々の人に預けられ離れ離れに暮らすことになった。兄は幼い弟や妹達のため、必死になって養育先を探す。20年間はそれぞれが必死に生きたであろうことは、いちいち書くまでもない。

背景と見どころ
 4人もいれば一人ぐらい拗ねたのも出てきても不思議はないが、この映画のいいところは、そのような安易な問題提起を出さず、基本的には全員のしっかりした生き方を通して、社会の矛盾を告発していることではないだろうか。
 時代や感覚こそ違うかもしれないが、今こそ日本の子供や青少年全員に見て欲しい映画だ。

 この映画の舞台設定は、優れた才能を持ちながらも、文化大革命のさなかに云われなきそしりを受け、主人公とその家族5人が悲惨な生活を強いられる。

 文化大革命の中では、この主人公のような犠牲はまだ軽いほうで、現実には、文化大革命という「非文化革命」という激動の中で、暴力そのもので命を落とした、映画人は数知れない。

 「中国百科 文化芸術編」の「文化大革命と映画界」の中で、その辺りに詳しく触れられているので、以下参照願いたい。しかも残念なことに、「この文化大革命」の総括は、未だしっかりと為されたとは云えず、今尚その残渣に苦しんでいる人々がいる。

詳しい説明は 【文化大革命と映画界】 ☜ こちらをクリックしてください

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